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ホークス8年ぶりに日本シリーズへ [野球]

 パシフィックリーグを圧倒的な強さで制した福岡ソフトバンクホークスが、クライマックスシリーズ第一ステージを勝ち上がった西武ライオンズを、アドバンテージを含む4勝0敗で下して、日本シリーズに進出を決めた。

 進出祝賀会でビールかけをやったそう。管理人は昨年マリーンズがクライマックスシリーズを突破して、ビールかけをやったことに苦言を呈したが、彼らは優勝チームだしそれをする資格があります。
 それにしても西武・涌井とソフトバンク・杉内の投げ合いは見応えがありました。セリーグのクライマックスシリーズが投手戦というよりも貧打戦であるから余計それを感じました。
 先発ヨシ、救援陣ヨシ、長打力も機動力もあり、控えも充実しているホークス。パリーグの代表として中日ドラゴンズ(多分そうなる。皆さんもそう思うでしょう)をコテンパンにしてもらいたいですね。
 ただし、2005年のマリーンズの対タイガースみたいに10-1、10-0、10-1、3-2という圧倒的なスコアはやめて下さい。あれは滅多に優勝できないマリーンズの勲章ですから。ナゴヤドームで1勝ぐらいさせてやったらいいと思います。

 それにしても、引き分けを確定させられ、日本シリーズ進出の望みがなくなった状況で、12回裏の守備につかねばならなかったライオンズナインは気の毒でした。
 89年10月19日の近鉄ロッテ最終戦を思い出しました。あの時キャッチャーの梨田氏は「面倒くさいから全部ストライクにしようとも思ったが、やっぱり負けたくないという気持ちになった」と考え直し、二戦級投手を登板させて引き分けでした。公式戦でなく、ポストシーズンの引き分けは何の意味もないとはいえ、どうせ胴上げを見なければならないライオンズナインに阻止する気持ちがないのは残念でした。投手も牧田続投ではなく、若い菊池を登板させてもよかった。ここまで見せ場のなかった彼なら、負けてもいいこの状況なら、全力投球するでしょうし、そこで得られるものはあったはずです。
 野球のルール上、12回裏の攻撃を捨てれば、放棄試合となり0-9で負けとなります。今後もクライマックスシリーズを続けるなら、このシーンは何回か起こるはず。そういう意味からも「何とか引き分けに持ち込む」という先鞭を渡辺監督につけて欲しかったです。

 そうそう、ライオンズが負けてくれて、ホッとしているマリーンズファンが多いのではないでしょうか?他ならぬ管理人がそうなのですが、やはり、3位から日本シリーズを制したあの「下克上」はマリーンズだけのものにしてもらいたかったです。そう簡単できるものではないと思いたいですね。これは中日ドラゴンズの名誉のためでもあります。
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2011年マリーンズは最下位 [野球]

10月9日(日)、千葉ロッテマリーンズはイーグルスに3対4で敗れたことにより、2011年シーズンの最下位に決定しました。
そんなわけで、今季の統括を少しだけ・・・・。
私の予想は4位でした。確かに開幕当初は井口、荻野、岡田が元気で、成瀬、唐川も安定していた。あとは金泰均が本来の力を発揮すれば、かなりいい線に行けるはず。春時点でホークス、ファイターズが抜けていたものの、両チームとは互角の戦いをしていたし、3位に滑り込めばクライマックスで逆転できると思っていました。
 しかし荻野が昨年と同じく開幕まもなく故障しシーズンを棒に振り、井口は夏場で一気に数字を落としました。今江は昨年の数字に及ばず。岡田がシーズンをよく頑張り、新人の伊志嶺も期待通りの数字。しかしショート西岡の穴は埋まりませんでした。荻野がいれば違った展開だったかもしれないが、打てて守れるショートは最後まで人材に欠きました。
 投手では唐川は前半8勝の活躍でしたが、後半はバテて体力不足を露呈。誤算だったのはマーフィー、ペンが昨年のような投球が全くできなかったことだ。故障もあったが、原発事故を恐れる家族の影響もあったのではなかろうか。原発の影響といえば、金泰均も韓国に帰国して戻ってこなかった。昨年クローザーを務めた小林宏之の穴はセットアッパーだった薮田が埋め、薮田の穴はカルロス・ロサが埋めた。今年のマリーンズでよかったのはリリーフ陣だけだ。
 何よりも影響が大きかったのは選手会長で生え抜き、しかもチームの影響力が大きいサブローをシーズン途中で放出したことだろう。経費削減のためにやったとしか思えないこのトレードは、もともと下がり気味だったチームの士気を一気に下げてしまった。
 さらにマリーンズの観客動員増大に貢献してきた瀬戸山球団社長とリストラを推進してきた石川本部長が揃って解任が決まった。
 これでチームはすっかり動揺してしまい、野球どころではなくなった。その結果、最下位にまっしぐらとなった。
 新たに就任した球団社長はロッテから出向した66歳のヨボヨボ爺さん。どうやら球団の売却は考えていないようだが、さりとてロッテのイメージアップのためにマリーンズを活用するわけでもない。中途半端な補強をして、赤字を最小限に抑える。近藤マリーンズや山本マリーンズのような感じになるのではないか。
 このままではマリーンズはベイスターズのようなチームになってしまうだろう。ダイエー時代から懇意にしていた瀬戸山社長という後ろ盾を失った井口の立場は微妙なものとなるし、今江もFAを考えることだろう。暗黒時代は免れないマリーンズ。
 しかし管理人はマリーンズを応援しますよ。あのピンストライブを捨てない限り。

 あと、清水直行と割の合わないトレードをした那須野が戦力外通告。5億円もらっているだし、おそらく他球団でヤル気はないでしょう。こんなのを獲ったのは大間違いである。あとFAでベイスターズに行った橋本将も戦力外通告。マリーンズにいれば第2捕手といて居場所があったのにね。いまさらマリーンズにもどっても安月給でやる気も出ないし、正捕手目指して頑張っている他の捕手には邪魔になるし、何しろあのリードにあの肩。指名打者か代打ぐらいしか使い道がない。

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マリーンズ最下位脱出なるか [野球]

 何とか3位に頑張っていたものの、戦力不足やら、その他諸々の理由で、最下位まで落ちた千葉ロッテマリーンズ。
 対戦相手からするとイーグルスとあまりに分が悪い。かつては26対0などで大勝し、完全にカモにしていてものだが、ここ3年は負け越し。マー君との愛称を持つ田中将大投手が入団してから、そのようになっている。マー君はマリーンズのマスコットキャラの名前だが、一般人はマー君=田中投手だろう。田中投手がどこかに行かない限り、マリーンズはイーグルスに相性が悪いままの気がする。
 投手陣は先発投手の駒が開幕当初の思惑とは違ったものとなっている。成瀬は10勝をあげるなど期待通り。渡辺俊介は年齢相応。唐川は前半の勢いがなく体力面で課題を残す。ここまで来たら10勝を狙って欲しい。ペンは4月に投げただけ。昨年10勝のマーフィーは怪我から復帰後は出ては大量失点する有様。やむなく先発として台頭した上野、大谷、小林の中では上野が一番内容がマシである。いずれの投手も球威で三振を取れるタイプではなく、低めに変化球を集めるタイプ。決め球がないので序盤好投しても中盤で捕まってしまう。素質はさほどではないので、能力を引き上げるには優れた投手コーチが必要だろう。球威があるという意味では大嶺は最右翼なのだが、何故かストレートを磨こうとしないので、もったいない話だ。
 救援陣は小林宏之の穴は薮田で埋まり、薮田の穴はロサで埋まった。薮田ももう齢だが、何よりもクローザーには経験が必要。ストレートも150キロを掲示しているし、あと2年は大丈夫なのでは。ロサは拾いものだ。
 拾いものといえば途中入団のカスティーヨ。彼がいなければ、もっと早い段階で最下位になっていて、今は終戦となっていることだろう。
 何と言っても問題は攻撃陣。細谷、高濱、根元、渡辺正人、早坂といった面々は、西岡の穴を守備面ですら埋まらず、攻撃面はまさにラッキーパンチである。井口は2割5分を切り、夏場に成績を落とすのは相変わらず。安定しているのは外野陣。清田、岡田、伊志嶺で控えに工藤という布陣は守備面も安心できるし、いずれも俊足で攻撃ポイントも高い。
 来季キーになるのは今江だろう。今季は成績を落としているが、不調の井口に替わって3番に座っている。これまで実力の割に下位打線を打つことが多かった今江だが、今季の残り試合の成績次第では、来季は開幕3番の可能性がある。そこまですれば、彼を主将に任命して、再びチームをまとめるべきだ。組織には生え抜きの中心選手が必要である。井口は参謀役に相応しい。

 正直、管理人は来季の展望が見えるのなら、今季は最下位でも構わないと思っています。不死鳥は灰の中から蘇るというではありませんか。
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今季初のサヨナラ勝ち [野球]

▼ロッテ-西 武 15回戦 (ロッテ10勝5敗、QVCマリン、17:00、18815人)
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
西 武 1 0 0 0 0 0 2 0 0 3
ロッテ 0 0 2 0 0 0 0 0 2x 4

【投手】
(西)西口、牧田-上本
(ロ)小野、伊藤、ロサ-田中、里崎

【責任投手】
(勝)ロサ47試合2勝4敗
(敗)牧田31試合2勝7敗11S

【本塁打】
(西)
(ロ)

【戦評】
 ロッテが今季初のサヨナラ勝ちで4試合ぶりの白星。2-3の九回一死一、三塁、里崎の遊ゴロで同点。さらに死球で満塁とし、代打根元の右前打で試合を決めた。ロサが2勝目。西武は牧田がリードを守れず、連勝が2で止まった。
---------------------サンスポWebより引用
 西口が9回も行っていれば、負けていたと思いたくなりますが、西口ももうベテラン。この回までということで全力投球していたのでしょう。
 ロサが投げている時、ライオンズの攻撃が淡泊だったので、ひょっとすると行けるかも思ってテレビを観ていました。福浦がよく繋ぎましたね。
 今季初のサヨナラ勝ちとは遅すぎる気がします。まあこのまま3位に粘り込んで、長い秋を楽しみたいね。戦力的には昨年の六割ぐらいしかないけど、ファイターズ、ホークスには互角以上に戦っています。むしろバファローズとイーグルスに対する勝率が悪いのが問題です。

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ライオンズに3連敗 [野球]

これはいただけない。せめて一つは勝たないと。

大谷にしても小林にしても、体力がないなあ。夏場になると顕著。最近の若い人はやっぱりね。

ライオンズも3連勝とは思っていなかったでしょう。勢いが増してきたらまずいですね。3位確保には8月攻勢が不可欠。頼みますよ。
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借金1で前半戦折り返し [野球]

 2011年のマリーンズは73試合を終えて34勝35敗4分。借金は1である。交流戦でこしらえた借金返済とはいかなかったが、よくやった方でしょう。首位ホークスとは12.5ゲーム離れているし、ホークスとファイターズがぴたりと併走していることから、両チームが簡単に落ちてくるとは思えない。ホークスにはあれだけ怪我人がいてもあの位置にいるだけの豊富な戦力、ファイターズにはあのダルビッシュがいる。正直優勝はかなり難しいけど、3位を確保して「下克上第2弾」といきたい。

 その3位を争う、イーグルス、バファローズ、ライオンズですが、まずライオンズは9連敗を喫するなど、渡辺監督の求心力も失っている。新人の牧田を先発からクローザーに転向させたのがまずかった。先発とリリーフでは体調の整え方が違う。新人にそれをさせるのは無茶である。競合の末獲得した新人大石も、早稲田ではリリーフをやっていて適性があるのに、先発で使うということになって、キャンプでフォームを崩してしまった。初めからクローザーで使っていればよかったと思います。
 イーグルスも星野監督による元メジャーリーガー補強が失敗し、求心力を失っている。イーグルスにとって痛いのは観客動員が低迷していることだ。地縁のない星野監督は仙台で人気がないのかもしれない。阪神大震災のときのブルーウェーブの時のように盛り上がっていない。いずれにせよ、先発で頼りになるのは田中のみ、リリーフも安定しないでは上位進出は難しいのではないか。そう思われるがマリーンズはこのイーグルスに弱い。それが問題である。
 バファローズは交流戦ですっかり調子を取り戻した。この眼下の敵に前半最終戦のビジターで勝ち越したのは大きい。
 上野、小林、大谷と当初想定していなかった先発が台頭し、リリーフもまずまず。打線の長打力不足はカスティーヨ加入でとりあえず解消された。

 怪我人も続々と戻ってくる。こうなったら優勝目指して3位を確保してもらいたいものだ。
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ライオンズに3連勝 [野球]

連勝で意気揚々と乗り込んできたライオンズでしたが、苦手のマリーンズに3連敗。先発のルーキー小林敦が初勝利。小林敦はダルビッシュと対戦が続いたのがよかったのかな。投手とはいえ相手が強ければそれなりに鍛えられますから。
長いこと更新していなかった管理人ですが、カスティーヨが入ってからよくなりましたね。
ピンクのユニフォームは管理人は好きではなかったのですが、例えば唐川などは似合っていると思うし、たまにはいいかもしれないですね。

ライオンズはすっかりチームのムードが悪くなりました。渡辺監督が今年が終わるという動きがでればなおさら。1979年以来の最下位もあるでしょうか。

オールスター「最後のひとり」はファイターズの斎藤祐樹。黄金のルーキーもすっかり色褪せましたが、まだまだ人気があるんですね。岡田が2位なので残念ですが、フル出場の彼に休養が欲しかったので、これでよかったかと思います。
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サブローが読売へトレード [野球]

 ロッテ・サブロー外野手と巨人・工藤隆人外野手プラス金銭の交換トレードが成立し29日、両球団から発表された。
 サブロー(本名・大村三郎)は1976年6月1日、岡山県出身の35歳。PL学園から94年ドラフト1位でロッテに入団。中心打者として2005年、 10年の日本一に貢献した。今季は19試合に出場し、70打数19安打、打率・271、2本塁打、9打点。5月4日の西武戦で死球により右手薬指を骨折し、出場選手登録を抹消されている。
 工藤は1981年3月30日、青森県出身の30歳。青森大からJR東日本を経て04年ドラフト9巡目で日本ハム入団し、09年に巨人移籍。今季はここまで1軍の出場機会はない。
-------------------デイリースポーツ 6月29日(水)15時44分配信

 まさか生え抜きでチームの後半戦逆襲のキーパーソンと思われしサブローをしかもシーズン中に放出するとは、ファンも本人も思いもしなかったことでしょう。
 第一の理由はもちろん高額年俸選手放出による人件費削減。過去、久保-橋本、清水直-那須野など割に合わないトレードを敢行していた球団首脳だけに間違いないでしょう。東日本大震災の影響で観客数が大きく落ち込んだことも影響していよう。
 もうひとつの理由は、複数年契約を結んでノホホンとしているベテラン選手にカツを入れるため。「生え抜きだからといって安心するなよ。いつでもトレードで放り出すからな」とヤル気を促す。
 最後にサブロー自身の能力の低下。打撃では勝負強さを見せるものの、とかく安定感に欠け、近年は売り物の守備力が低下してきた。外野手も現状余剰気味だし、売るなら今だというわけである。
 トレードで獲得する工藤はファイターズ時代は俊足好打で活躍していました。ジャイアンツでは選手層が厚いため出番がなかったようですが、この選手は金森コーチの指導に合いそうな気がします。今季だけを考えれば外野手よりも内野手が欲しいところですが、岡田や伊志嶺はフルシーズンは初めてで来季は身体がガタガタになっているはず。その保険もかねての人選でしょう。

 管理人だけでなく、ファンの誰もが思い入れのあるサブローの名が消え、マリンでの谷保嬢による
 サブロォォーーーーーーー
という独特のコールが聞けなくなるのは残念であるけれども、全てチームの方針によるもの。受け入れるしかありません。これまでのチームへの貢献に感謝しつつ、サブロー選手のジャイアンツでの活躍に期待しましょう(小坂と同じような運命になりそうな気がする)
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借金4で交流戦終了 [野球]

ロ000004003=7
ヤ100000000=1
【ロッテ 本塁打】
9回表 井 口5号 (2R)
【ヤクルト 投手】
●石 川
(4勝4敗)
【ロッテ 投手】
○唐 川
(6勝2敗)

立ち上がりを3勝1敗だ、などと息巻いた管理人でしたが、続出する故障者と長打力不足が祟って、接戦をやたらと落としてしまい、交流戦は8勝14敗2分けで6つの借金をこしらえました。試合の少ない交流戦だったから、成瀬、唐川、俊介、大谷、吉見の5人で何とか回りましたが、公式戦に戻るとそうはいかない。マーフィー、ペン、小野あたりが戻ってこないと、苦しい戦いを強いられます。

パリーグは相変わらず交流戦でセリーグを圧倒し、タイガースやカープなどあれだけ負けてもゲーム差はさほどでないという交流戦ならでは現象となっています。パリーグはホークスとファイターズが強く、優勝は2強の争いとなりました。ホークスはここまで出来過ぎです。飛ばない統一球使用により、守備力のあるチームが有利であり、そうなると「つまらない野球」をしているファイターズが今後台頭してくる可能性が高いと思います。セリーグはおそらくドラゴンズだろう。
マリーンズとしては去年同様3位が目標となるだろう。幸い、3位までは僅か1.5ゲームしか離れていない。しかし最下位も1ゲームしか差がなく、この4チームは混戦状態といえます。世間一般にはマリーンズの評価は低いのですが、先発投手陣さえ駒が揃えば、この4チームの中ではリリーフ陣が安定しているので、決して3位は無理な相談ではないと思うし、上位2チームが一気に調子を落とすこともあり得る(インフルエンザなど)。
 3位になって「夢よもう一度」ですが、さすがに上位球団の戦力差がありすぎて去年の再現は難しそう。まあクライマックスのシリーズのことよりも、一歩一歩進んでいくしかないと思います。
 元ベイスターズのカスティーオを獲得したそうですが、いったいどこを守るのだろう。去年のセカンド守備を見る限り、ショートは難しいと思うし、セカンドには井口が居るし、サードには今江が居る。ファーストか外野、あるいは指名打者しかないと思う。入団パターンの似ているオーティズの2匹目のドジョウ狙いか。

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マツダスタジアム広島初見参 [野球]

2011年5月22日(日)、広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズの試合を観戦しました。マツダスタジアム(正式名称:MAZDAZOOMZOOMスタジアム広島 登記上の名前:広島市民球場)は一昨年に開場しましたが、マリーンズとの試合は平日だったので遠征できず、今年は初めて日曜日に組み込まれ観戦の運びとなりました。

なおマツダスタジアムに関しては「si!stAdiuM.」の方が詳しいし上出来なので下記URLをアクセスして下さい。
http://sistadium.web.fc2.com/new-hirosima.htm

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広島駅を降りて線路沿いを東に歩きます。歩道が色分けされています。沿道には店が呼び込みをやっていますが、時間がまだ早いせいか誰も入る気配はありませんでした。

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チケットを持っている人は左側を歩くと、スロープを上がってレフトスタントに入って行けます。チケット売り場は右側に歩いたところにあります。

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これが表看板。煉瓦色が渋いね。

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只今3時半頃ですが、カープ応援団が陣取るパフォーマンスシートと砂かぶり席以外は「余裕あり」

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ここでチケットを購入。チケットは球団のオフィシャルサイトで購入。ID登録して料金はもみじ銀行に振り込み。その振り込み確認メールを窓口に示すと、チケットが貰える。ちなみに雨天中止の場合は当日、窓口で払い戻しが行われるという。遠隔地から来た人には有り難い措置です。こんな当たり前のことができない球団が多い。

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カープグッズの売り場。あまり顔を写したくないので、裏から撮影。今から思えばカープ坊やの下敷きかクリアファイルを買って帰ればよかったです。

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これがチケット。3塁側スカイシート。スカイシートは2階席端からさらにグラウンド方向に飛び出した席です。他の球場にない席なので今回選んでみました。

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「あまおとのこみち」屋根に溜まった雨水はこのような小川が造られたり、下水に使われたりします。

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照明灯は縦長でユニークなもの。鉄骨むき出しで、こういうところは節約しているみたい。でもそれは無駄な建設費を抑えるという意味からもいいことだと思う。

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当然、広域避難場所に指定されています。そこには「広島市民球場」の文字が躍っています。

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志は素晴らしいが、ゴミゼロにはならない。せいぜい決められたゴミ箱に散らからないように捨てるだけです。


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試合開始まで時間があるので、球場の外周を歩く。線路と道路の間はアパートや住宅が建ち並んでいます。

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「ようこそときめく広島へ」スコアボード裏にはそう書いてます。

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「ただ見エリア」へぇ~、こんなのがあるんですね。

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先客がいるぞ。地元の高校生と思われ。

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彼らの位置からネット越しに見ました。ちょうど左翼線が正面に見えます。東京ドームでも無料でグラウンドの一部が見えますが、ドアの隙間から覗いているという感じで全く迫力に欠けます。ここなら左翼線フェンス直撃なら迫力があるし、グラウンドが全て見えます。広島カープやってくれますね。

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これは駅からスタンドに上がるスロープ。鉄骨むき出しで必要でないところはコストダウンしています。

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広島カープ顕彰碑。2005年にマリーンズが優勝したので、新設球団の楽天イーグルスを除いて最も優勝から遠ざかっている球団となっています。

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鉄骨むき出しの階段を上って、スタンドへ。どうせならスロープにすればいいのに。場所の関係でできなかったのかな。コンコースはこのように光が差す構造。ただ雨の日は吹きさらしとなろう。


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これはマリンスタジアムでもありそうな雰囲気の売店。


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でも「カープうどん」は広島のみ。このうどんの売店のみ自販機で食券を購入する。広島は何故か「ビール」よりも「うどん」が似合っていると思ってしまうが、無論、いつボールが飛んでくるかわからないスタンドに座ってうどんを食べるのは危険行為であろう。

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一塁側内野から左翼外野を望む。JRの線路が迫っているのでこの部分はスタンドが削られています。それを逆に利用して、わざと隙間を空けて、高架を走る新幹線からグラウンドを見れるようにしています。

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東京発の「のぞみ」が通過。何人かはグラウンドを見ているはず。このスタンドはボストンレッドソックスの本拠地フェンウェイパークのグリーンモンスターとよく似ています。

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参考までにこれがグリーンモンスターです。1999年の写真だから古いです。

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右翼線から見た内野スタンド。内野にも天然芝が敷かれているので、まるでアメリカの球場みたいです。

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参考までにこれはサンフランシスコジャイアンツの本拠地AT&Tパークです。

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カープ応援団が陣取るパフォーマンスシートは、正面の階段を上がったところにあります。日頃からスクワッドで鍛えているのでエレベータなど不要であろう。

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今や主流の細かい分別のゴミ箱。

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スコアボード裏。ササラ?の日除けの下にあるのは売店。

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これが話題の寝そべりシート。事故防止のためボールが滅多に飛んでこない外野席上段に設けられています。しかしこの体勢で野球を見るのはどうかなあ。個人的には遠慮しておきたいです。

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ファミリーテラス。同じようなのがマリンスタジアムにもあるけど、こちらは一列だけで、後列のテーブルだと試合観戦もままならないマリンと大違いで、もちろんこちらの方がいいのは言うまでもない。

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この日、NHKで中継があるらしく、「どーも君」がキャンペーンにご来場。サービスでカープの帽子を被っています。というか取り付けています。カープのマスコット「スラィリー」とマリーンズのキャラクター「マーくん」もいます。どーも君の隣の「お殿様」は何のキャラだ?情報乞う。

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スタンドから広島駅方面を望む。スロープが伸びています。左側は駐輪場だと思われますが、馬蹄形の空間は何だ?情報乞う。

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スタンド内の外周を一周してきました。

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内野2階席からグラウンドを俯瞰。マリーンズ打撃練習中。里崎は相変わらず飛ばすが、的場は打撃練習でも力ない内野ゴロ。その里崎も試合ではバットに当たらない。

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生ビールが700円。チューハイが500円。ソフトドリンクが300円。屋外球場の相場通りです。

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私の座った席からの眺め。座った席はスカイシートの前から2列目の通路側。本塁がちょうどネットにかかってしまいます。背筋をウンと伸ばしてクビを傾けるとどうにか見れます。この10cm程の高さのネットだけど、こんなの必要かな。

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左翼外野席が狭いので、ビジターの応援席は3塁側2階内野席にあります。初の休日開催で広島応援初見参も多いはずですけど、連敗中だけにやや元気なく感じました。

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2階席から見下ろした売店。

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本日の先発メンバー。マリーンズの先発は俊介。カープはエースの前田健太。マリーンズは右投手用のオーダー。カープの4番トレーシーは本日がお誕生日だそうです。
カープの先発発表時のCGに鯉もどきの宇宙船が出てくるのですが、これが「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦に似ていた。この先発発表時のCGのセンスはセリーグはパリーグに比べて一枚落ちの感じがします。手前味噌になりますがマリーンズのはとてもいいと思います。


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マリーンズ先発の渡辺俊介。走者を出しながらも抑えるいつものピッチング。この投手はクライマックスシリーズなどの重圧のかかるゲーム、あるいはエース相手の方がいいピッチングをするような気がする。その方が集中力が持続するのかもしれません。最終的には阪急ブレーブスの足立のような投手になるのでしょう。

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カープ先発の前田健太。1回裏、いきなり3者三振。伊志嶺なんか「お前とはこんなにも実力差があるのだよ」と教えられている感じ。

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塁上にいる選手が緑色で表示されるのは旧広島市民球場以来の伝統。しっかり受け継がれています。

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6回裏、カープが円陣を組むと・・・・。

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トレーシーがタイムリーを放って同点に追い付かれました。

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スカイシートからみたバックネット裏。観客の入りは3塁側内野にやや空席があるだけで、ほぼ満席になりました。屋根は2階後方に申し訳程度に付いているだけ。おそらくそれはコストを抑えるためでしょう。
2階席と1階席の間に放送ブースと記者席、その上にバルコニーがあります。一つ不満があるのはマリーンズ攻撃中に、庇に設けられたビジョンに選手の打撃結果が表示されないこと。表示されるのはカープの打者のみ。投げている投手、すなわち「前田健太」と表示されても仕方がない。カープファンも不満に思っていることだろう。

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で、試合結果は救援に登板したカルロス・ロサが栗原に3ランホームランを打たれ、9回はサファテに抑えられて試合終了。ちなみにその翌々日の試合も同じような展開でロサが打たれました。
まあ、サヨナラ負けを見ずにすんでよかった、と思うことにしました。

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写真はしろっとしているけど、実は盛り上がっているカープファン。それはそうだ。エースが抑えて、チームの顔たる栗原の今季初本塁打が決勝打になったのだから。「今夜は久々に旨い酒が飲める」。スタンドで3杯はビールを飲んでいるはずの隣に座った男はそのように言っていました。ちなみにビールの売り子は少ないです。もっともマリンスタジアムの内野は多すぎる感じがするが。売り子に可愛い子が多いのはルックスで選んでいるのか?

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ヒーローインタビューはもちろん決勝打の栗原。
個人的にはヒーローインタビューでつまらないことをいう選手は二流に終わることが多い気がします。面白いことを考えることは、それなりに工夫が必要で、それは野球やその後の人生に影響を与えているのだと思います。それはどんな仕事でも一流の人はそうなのでしょう。

8時35分と予想以上に早く試合が終わったので、21時4分発名古屋行きのぞみ98号に間に合いました。自由席は3両で座れるかどうか微妙でしたが、広島で降りた人も多く何とか座れました。その日のうちに和歌山に帰れるとは、まさに「速さは正義」と思いました。

さて、マツダスタジアムの印象ですが、何と言っても内野の天然芝が最高です。しかしこれは雨の少ない瀬戸内式気候の広島だからできることで、横浜とか千葉で天然芝にすると必ず雨天中止が多くなって、営業的に不利益になるでしょう。国際的趨勢に合わせて天然芝にするなら、開閉式に屋根にする必要があるでしょう。それができるのは読売ジャイアンツのみ。もう東京ドームを間借りするのはやめて、自前で球場を造った方がいいのでは。もう系列の日本テレビですら放映してくれないのだから、魅力のある球場を作って集客するべきです。場所は築地の卸売り市場跡地がいいだろう。
マリンスタジアムは人工芝の張り替えですら資金不足でQVCに命名権を売らねばならないくらいだから、天然芝なんて夢だし、開閉式の屋根は戯言であろう。しかし面積の広い外野のみ天然芝にして、消耗の激しい内野のみロングパイル人工芝にするのは悪くない考えだと思います。

細かいソフト面に課題を残すものの、魅力的なハードを得た広島東洋カープ。集客も順調で、チケット収入を原資に、FA選手の獲得や有望新人の獲得に札束競争も辞さないという、フロントの積極的な姿勢も見えてきました。あとはチームの戦力を底上げすれば、5年の内に優勝というのも決して夢ではないと思います。

他の本拠地球場も野球を楽しめるスタジアムを作っていきたいものです。

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