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マリーンズ最下位脱出なるか [野球]

 何とか3位に頑張っていたものの、戦力不足やら、その他諸々の理由で、最下位まで落ちた千葉ロッテマリーンズ。
 対戦相手からするとイーグルスとあまりに分が悪い。かつては26対0などで大勝し、完全にカモにしていてものだが、ここ3年は負け越し。マー君との愛称を持つ田中将大投手が入団してから、そのようになっている。マー君はマリーンズのマスコットキャラの名前だが、一般人はマー君=田中投手だろう。田中投手がどこかに行かない限り、マリーンズはイーグルスに相性が悪いままの気がする。
 投手陣は先発投手の駒が開幕当初の思惑とは違ったものとなっている。成瀬は10勝をあげるなど期待通り。渡辺俊介は年齢相応。唐川は前半の勢いがなく体力面で課題を残す。ここまで来たら10勝を狙って欲しい。ペンは4月に投げただけ。昨年10勝のマーフィーは怪我から復帰後は出ては大量失点する有様。やむなく先発として台頭した上野、大谷、小林の中では上野が一番内容がマシである。いずれの投手も球威で三振を取れるタイプではなく、低めに変化球を集めるタイプ。決め球がないので序盤好投しても中盤で捕まってしまう。素質はさほどではないので、能力を引き上げるには優れた投手コーチが必要だろう。球威があるという意味では大嶺は最右翼なのだが、何故かストレートを磨こうとしないので、もったいない話だ。
 救援陣は小林宏之の穴は薮田で埋まり、薮田の穴はロサで埋まった。薮田ももう齢だが、何よりもクローザーには経験が必要。ストレートも150キロを掲示しているし、あと2年は大丈夫なのでは。ロサは拾いものだ。
 拾いものといえば途中入団のカスティーヨ。彼がいなければ、もっと早い段階で最下位になっていて、今は終戦となっていることだろう。
 何と言っても問題は攻撃陣。細谷、高濱、根元、渡辺正人、早坂といった面々は、西岡の穴を守備面ですら埋まらず、攻撃面はまさにラッキーパンチである。井口は2割5分を切り、夏場に成績を落とすのは相変わらず。安定しているのは外野陣。清田、岡田、伊志嶺で控えに工藤という布陣は守備面も安心できるし、いずれも俊足で攻撃ポイントも高い。
 来季キーになるのは今江だろう。今季は成績を落としているが、不調の井口に替わって3番に座っている。これまで実力の割に下位打線を打つことが多かった今江だが、今季の残り試合の成績次第では、来季は開幕3番の可能性がある。そこまですれば、彼を主将に任命して、再びチームをまとめるべきだ。組織には生え抜きの中心選手が必要である。井口は参謀役に相応しい。

 正直、管理人は来季の展望が見えるのなら、今季は最下位でも構わないと思っています。不死鳥は灰の中から蘇るというではありませんか。
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