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マリーンズ首位で突入、2012交流戦 [野球]

 2012年千葉ロッテマリーンズは20勝12敗2分で交流戦に突入することになりました。パリーグはマリーンズ、ホークス、ファイターズが凌ぎを削っていますが、マリーンズはファイターズに弱く、ファイターズはホークスに弱い、しかしホークスはマリーンズに弱いという、三すくみというか、ジャンケンポンのような関係にあってなかなか抜け出せないでいます。
 交流戦はこの状態から脱するチャンスです。つまりお互いの対戦がないので、連勝を続ければ、一気にゲーム差が広がります。過去、そのようなパリーグのチームは優勝しています。
 さて、マリーンズ。先発投手陣はグライシンガー、俊介、成瀬、唐川、藤岡の順で回すようです。体力不足か疲れか投球内容が劣化している藤岡は、交流戦中にローテから落ちる可能性を頭に入れておく必要があります。そうなると中継ぎに置いている小野を先発にし、内をリリーフに昇格させるかもしれません。中後、益田の新人がリリーフ陣を支えていて、彼らの貢献なくして、この首位はなかったと思われます。しかしあまりに使いすぎです。首脳陣としてはそれを見越して、今のうちに使い、夏場には伊藤やロサの復活を期待しているのかもしれません。
 打撃陣は今江が上向きであり、何といっても角中が好調です。外野はサブロー、岡田、角中で固まり、伊志嶺は守備要員に落ちてしまいました。マリーンズの欠陥は本塁打を期待できる選手がいないことで、唯一それができたホワイトセルが2軍に落ちている状態。しかし本塁打を1本打つよりも二塁打を2本打つ方が全体として得点力が上がるはず。マリーンズはバレンタイン監督以来そのような指向をしていていました。場合によっては大松はベンチに下げ、確実性のある福浦を一塁に起用した方がいいかもしれません。もうひとつのネックは遊撃の根元の低い打力と不安定な守備です。全体のバランスを見た場合、彼しか任せられないので仕方がないですけど、接戦でのエラーは致命傷となるだけに恐いです。

 何はともあれ、まずは名古屋でドラゴンズ。吉見、浅尾がいないだけに、苦手のナゴヤドームとはいえ、連敗はしないだろうと思います。
 前述しましたが、これまで交流戦の優勝がリーグ優勝にほぼ直結しているので、マリーンズの頑張りに期待したいと思います。もっとも2006年のマリーンズは交流戦優勝しながら4位でしたが・・・。
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