フィットで車内泊 [旅行]
最近、車内泊が静かなブームになっている。きっかけは麻生政権の頃実施していた1000円で高速道路にどこまでも乗れるいわゆる「1000円高速」だろう。リーマンショックで危機的な経済状況で、インパクトのある経済政策と筆者は評価している。折からのデフレ指向も相まって、この頃から車内泊の本が増えた気がする。
それはともかく、自分もその車内泊をやってみようというわけである。現在所帯持ちの家庭ではノアとかステップワゴンなどのワンボックスが主流だ。これなら家族4人は無理でも2人なら楽に寝れることだろう。
しかし筆者の乗っている車はホンダフィットだ。フィットは前席の下に燃料タンクがあるので、リアシートを倒せばフラットな空間ができる。しかし全長が短いので、寝るには斜めにならないと脚を伸ばして寝ることができない。つまり1人しか寝ることができない。けれども筆者は独身だ。ひとり寝れれば十分といえる。よってフィットで車内泊は可能といえた。
↑フィットのラゲッジルームは広い
問題は目隠しである。最初に思いついたのはカーテンを巡らすことである。しかしこれが結構な費用がかかる。しかもそのクルマ専用なのでつぶしが利かない。段ボールを窓に張り巡らすのも面倒だし、確実な固定方法を考える必要がある。
そこで思いついたのは車内にテントを張ることである。これの利点は目隠しが確実な上に保温効果があることである。
早速物色してみる。大きさは2人用で十分だ。テントの場合、2人用でも荷物があるから実質は1人用だ。また、車内で展開するわけだから、防寒用のダブルスキンは必要ない。購入したのはこれである。auショップで1200ポイント。ポイントで買ったので実質的な支出はゼロである。
↑購入したテント
届いたテントを見る。実質1人用だけに収容もコンパクト。これなら常時トランクに放り込んでおいても邪魔にならないだろう。
↑テントの中身
こういったドームテントの基本的な構成は底と屋根が一体となったスキンに、収縮式のパイプをX字に組み合わせて、その張力で屋根を張るというものである。このテントもそういったものであった。
↑テントをラゲッジルームに広げる
はじめにテントの生地をリアトランクに展開する。サイズはあらかじめ計ってあったので、まさにフィットのトランクにフィットする。この際テントの入り口を前方に向ける必要がある。後方の方が出入りが便利なのは明白なのだが、リアゲートを車内から開ける方法がないのである。
次にポールを伸ばしてX字状に挿入する。あとはこれを上方に弧状に展開すれば出来上がりだ。
↑ポールをX字状に挿入
しかしフィットの場合は高さが足りないので、シートに付属している、ポールを挿入する穴に差すことができない。そこで、前方のみポールを穴に入れて、後方はリアゲートの左右後方の角に置いて支持することにした。しかしこれでは底面シートの固定はできないので、フィットのトランクルームの底にある荷物固定用のフックとポール固定用の穴をカラビナで連結して固定させることにした。カラビナは100円均一で購入した。
↑前は通常通りにポールを挿入
↑ポールを持ち上げてテントを展開
↑後ろは左右後方の角にポールを置く
↑荷物固定用のフックとポール固定用の穴をカラビナで連結して固定
↑天井はこんな感じ
↑入口は前。ちょっと入りにくい。
↑テントの中
↑テントの中から上を見る
↑クルマの外から見る
これで準備完了。夏用の防虫用網戸、冬用の暖房など問題はあるが、あとは寝袋があれば車内泊ができるわけだ。実戦投入が待ち遠しい。
それはともかく、自分もその車内泊をやってみようというわけである。現在所帯持ちの家庭ではノアとかステップワゴンなどのワンボックスが主流だ。これなら家族4人は無理でも2人なら楽に寝れることだろう。
しかし筆者の乗っている車はホンダフィットだ。フィットは前席の下に燃料タンクがあるので、リアシートを倒せばフラットな空間ができる。しかし全長が短いので、寝るには斜めにならないと脚を伸ばして寝ることができない。つまり1人しか寝ることができない。けれども筆者は独身だ。ひとり寝れれば十分といえる。よってフィットで車内泊は可能といえた。
↑フィットのラゲッジルームは広い
問題は目隠しである。最初に思いついたのはカーテンを巡らすことである。しかしこれが結構な費用がかかる。しかもそのクルマ専用なのでつぶしが利かない。段ボールを窓に張り巡らすのも面倒だし、確実な固定方法を考える必要がある。
そこで思いついたのは車内にテントを張ることである。これの利点は目隠しが確実な上に保温効果があることである。
早速物色してみる。大きさは2人用で十分だ。テントの場合、2人用でも荷物があるから実質は1人用だ。また、車内で展開するわけだから、防寒用のダブルスキンは必要ない。購入したのはこれである。auショップで1200ポイント。ポイントで買ったので実質的な支出はゼロである。
↑購入したテント
届いたテントを見る。実質1人用だけに収容もコンパクト。これなら常時トランクに放り込んでおいても邪魔にならないだろう。
↑テントの中身
こういったドームテントの基本的な構成は底と屋根が一体となったスキンに、収縮式のパイプをX字に組み合わせて、その張力で屋根を張るというものである。このテントもそういったものであった。
↑テントをラゲッジルームに広げる
はじめにテントの生地をリアトランクに展開する。サイズはあらかじめ計ってあったので、まさにフィットのトランクにフィットする。この際テントの入り口を前方に向ける必要がある。後方の方が出入りが便利なのは明白なのだが、リアゲートを車内から開ける方法がないのである。
次にポールを伸ばしてX字状に挿入する。あとはこれを上方に弧状に展開すれば出来上がりだ。
↑ポールをX字状に挿入
しかしフィットの場合は高さが足りないので、シートに付属している、ポールを挿入する穴に差すことができない。そこで、前方のみポールを穴に入れて、後方はリアゲートの左右後方の角に置いて支持することにした。しかしこれでは底面シートの固定はできないので、フィットのトランクルームの底にある荷物固定用のフックとポール固定用の穴をカラビナで連結して固定させることにした。カラビナは100円均一で購入した。
↑前は通常通りにポールを挿入
↑ポールを持ち上げてテントを展開
↑後ろは左右後方の角にポールを置く
↑荷物固定用のフックとポール固定用の穴をカラビナで連結して固定
↑天井はこんな感じ
↑入口は前。ちょっと入りにくい。
↑テントの中
↑テントの中から上を見る
↑クルマの外から見る
これで準備完了。夏用の防虫用網戸、冬用の暖房など問題はあるが、あとは寝袋があれば車内泊ができるわけだ。実戦投入が待ち遠しい。
世の中探せばいるもんですねぇ。自分と同じような事を考えるひとが(笑)
こちらの記事を読んで嬉しくなってしまいました。
ありがとうございました。
by 諭吉 (2015-11-12 00:15)
諭吉さん、訪問ありがとうございます。
フィットのバックドアを車内から開ける方法を発見して、後部ドアから出入りできるようになって、利便性が高まりました。
エアマットを敷いて快適になり、連泊もできるかなと思っています。
でも酷寒地はさすがに厳しいかなと。
by umayado (2015-12-05 16:28)