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有人改札がなくなった [鉄道]

 写真は筆者がよく利用しているJR西日本の駅である。かつては裏が白色の切符は駅員のいる通路を通ればよかったのだが、つい最近それがなくなった。自動改札と窓口の空間には固定式の柵がある。したがって自動改札の対応した切符がないと、改札の通過ができないことになる。
KC4A0015.jpg
 そこで疑問なのだが、裏が茶色でも自動改札に対応していない、例えば青春18きっぷのような企画きっぷはどうなるのだろうか。駅員がいれば、切符を確認して手動で自動改札のゲートを開くという手段がある。しかしこの駅は駅員がいない時間帯があり、その時どのように対応するのだろうか。
 筆者は2つのパターンで対応していると推定した。
1.すべての企画きっぷが自動改札に対応した。
2.駅員のいない時間帯は切符を自動改札に挿入しなくても利用できる。

まず1については、青春18きっぷについては、5枚ばら売りに戻せば、簡単に対応できる。現状のように1枚を1人5回か複数人同一行程の場合は、改札機の仕様変更もさることながら、改札通過はひとり1枚が原則のため、対応できないだろう。金券ショップ対策のため現状にしたのに、わざわざバラ売りにするとは思えない。あるとすれば利便性向上の見返りで値上げするしかないだろう。また車内補充券の問題があるので、すべての切符を自動改札への対応するのは不可能である。
次に2だが、「裏が白色のきっぷはそのままお通りください」などの表示がない。テレビカメラとマイクがあれば、遠隔操作で改札の開け閉めができるが、この駅にはそのような設備がない。車内補充券などはそもそも自動改札に入らない。
おそらくこういうことだと思われる。自動改札の左端にある白い部分に、切符と利用者を写すカメラとマイクが据え付けられるのだろう。常時駅員のいる大きな駅からリモート操作して、切符の有効無効を判断して、改札の開け閉めをするのだろう。試しに駅員のいない時に、切符を入れずに改札を通れるかどうか確認すると、果たして何の反応もしなかった。カメラが据え付けられるまで暫定的に、自動改札の機能を切っているわけである。
 それにしても暫定とはいえ「そのままお通り下さい」という案内はないのは不親切といえるのではないだろうか。
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