SSブログ

ゴールドコーストマラソンと旅行記 その5 [旅行]

これは管理人が2001円6月、オーストラリアのゴールドコーストへの旅行記です。もう10年以上も前の出来事であり、今となっては参考にならない点もあろうかとございますが、ご了承下さい。
最初一つ前一つ後最後

■シーワールド■
6月26日(火) 晴
 6時45分頃起きる。昨日と同じ朝食レストラン。昨日よくわからなかったトースターは使えたし、必要なだけ食べることができた。遠足だろうか子供らがいきなり現れて、でかいベーコンをガツガツ食う奴がいた。
 JTBデスクへ行く。乗りたかった水上飛行機のツアーは前日の受付らしかった。それならばと次の一手で考えておいたシーワールドのヘリコプターに乗ることにした。ヘリコプターは危険率が高いためかJTBとしては推奨していないらしかった。
 JTBシャトルバスでシーワールドに向かう。バスは9時43分にシーワールドの裏門にあるホテルナラリゾートに着いた。
AUS_3423.jpg
↑シーワールド入口
 隣接するモノレールの駅がそのままシーワールドの入り口になっている。ここで入場料を払う。停車していたモノレールは行ってしまったが、程なくやってきた。車両のクロスシートの座席毎にドアがあり、車内の移動はもちろん通り抜けもできない。例えるなら水平に動く観覧車で、日本にはないタイプである。
AUS_3424.jpg
↑モノレール
 まずはヘリコプターの予約である。幸いに空いていて、15分後の10時30分のフライトに予約できた。一応飛行機なので、乗船名簿のようなものが必要らしく「ミョウジ」を書かされる。
AUS_3426.jpg
↑乗ったヘリコプター
 5分のフライトは人気があるらしく5人の乗客が乗っていたが、30分コースは私だけであった。$210もするのだから当然である。私は操縦席の横に座る。前、横、下の景色が丸見えである。騒音防止のためヘッドホンをつけるのは当然である。離陸前の撮影は禁止させているが、飛行中の記述はなかったのでバシバシとデジカメを作動させる。まったく絶景というしかない風景が眼下に展開する。本当に写真で見るような風景である。アッという間の30分であった。11時08分ヘリを降りる。このあと記念撮影をしたのだが、パイロットが操作を誤って、失敗した。
AUS_3431.jpg
AUS_3435.jpg
AUS_3438.jpg
AUS_3439.jpg
AUS_3440.jpg
↑しばしの空中散歩
 シーワールドは文字通り、アシカやイルカなど海洋生物のショーを売り物にしているテーマパークである。私の地元和歌山白浜にアドベンチャーワールドという類似施設があるが私は行ったことがない。だいたいがアシカのショーは初めてである。まずはアシカによる「ゴールデンシールを探せ」というショー。これは11時30分より始まる。ゾロゾロと人が集まってくる。アシカの見事な芝居ぶりは予想を越えたものであった。英語によるアドリブは皆目見当がつかなかったが、十分に楽しめるものであった。
AUS_3444.jpg
 次に12時30分からの水上スキーのショーである。これは期待していたのに案外であった。青組と赤組に別れて審査形式で進行するので英語が分からないとおもしろくないかもしれない。ただ水上スキーの見事さは伝わった。
AUS_3448.jpg
 レストランで昼食。こういうところのレストランだから大して期待していなかった。「CLASSIC FISH&CHIPS」と「STEARMED RICE」とアイスティ。CLASSIC FISHとはどうやらメルルーサのような白身魚であった。
 次はCARTOON TVのキャラクターやシーワールドオリジナルグッズの売店でお土産の見繕いをする。オリジナルのTシャツと帽子、イルカのぬいぐるみを買った。ぬいぐるみは帰国後姪に没収された。
AUS_3452.jpg
 オーストラリアでは珍しいシロクマを見た。日本のシロクマよりもリラックスしている。オーストラリア人はイギリス人と同じく動物の扱いが上手いのだろうか。
 最後のイルカショーを見る。これも見事なものである。しかし私はアシカのショーの方がおもしろかった。水中生活に特化しているイルカよりも、陸上生活もしているアシカの方が芸の幅が広いのは当然だ。それにしてもアシカの鼻先は犬そっくりである。
AUS_3460.jpg
 16時45分発のシャトルバスに乗る。待っている間に日本の修学旅行の高校生が続々とナラリゾートに入ってきた。女子の方は当時流行っていたモーニング娘のような格好であった。

■回転寿司で日本について考える■
 セブンイレブンで明日の朝食用サンドイッチを買う。明日は飛行機の関係で朝3時45分にJTBの人が迎えに来る。夕食は「SUSHI-TRAIN」という回転寿司にした。海外で日本食を食べるのは本意ではなかったのだが、昼食を食べすぎたので、自分の好きな分だけ食べることができる寿司にしたのである。味の方はまずまず、伊達巻きがなく、カッパ巻きもキュウリではなくアボガドが使われていた。
AUS_3466.jpg
↑オーストラリアの回転寿司
 その後、大橋巨泉が経営していることで有名な「OKショップ」に入ってみる。ここの店員は商売熱心である。やたらと高価なクージーのセーターや羊の皮のジャケットを勧める。「高いね~」というと、女店員は「そうでしょうか」とやんわりと否定して、何とか買わせようとする。
AUS_3464.jpg
↑OKショップ「~ご一行様」
 ゴールドコーストを歩いていて、気づくのは日本語の看板の多さだ。この回転寿司はもちろん、日本屋という日本の菓子を扱った店もある。これは日本人観光客が多いことを示している。OKショップの写真を見てもらうと、看板があるが左からこのように書いてある。
・とっておきのオーストラリア6日間
・(株)カネココーポレーション
・鹿沼市議会アーミディール訪問団
・写真の大和館
・生田神社
・三好興業
 「生田神社」まで社員旅行にここまでくるのか。神社は裕福だなと思ったりした。それはともかく、今振り返ると、このころの日本経済はまだ勢いがあった。もちろん円高メリットがあるから人数は減ってはいないと思うけど、高価な買い物をする日本人客は明らかに減少している。それとは逆にバックパックで貧乏旅行をする日本人も減った。欧米人のバックパッカーは全然減っていない。日本人は照れ屋が多く、会話が苦手なので、ユースホステルやドミトリーのような相部屋で泊まるのが嫌なのだろう。冒険心もなく、お金も使わない。日本人は中途半端になりつつある。日本製品も同様で、欲しくなるような目新しい機能もない。安い製品は新興国製と大差ない。2001年のゴールドコーストはまだバブルの余波を少しは感じることができた。
 土産物店に入る。トラベラーズチェックを使おうとしたら、パスポートがホテルに預けたままで使えなかった。
 ホテルに戻って、自宅にコレクトコールで電話する。ロビーの公衆電話の横にタバコの自販機があった。確か1箱800円ぐらいしていた。まるで呑むなと言わんばかりである。
 19時45分ホテル着。風呂に入ってからすぐに眠るつもりだったが、荷物の整理に時間がかかり、寝たのは21時10分であった。
最初一つ前一つ後最後

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。