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ゴールドコーストマラソンと旅行記 その3 [旅行]

これは管理人が2001円6月、オーストラリアのゴールドコーストへの旅行記です。もう10年以上も前の出来事であり、今となっては参考にならない点もあろうかとございますが、ご了承下さい。

最初一つ前一つ後最後

■マラソンに出走■
6月24日(日) 晴
 3時45分起床。電話機から流れるモーニングコールは音楽である。昨日買ってあったサンドイッチ、アンパン、オレンジジュースで朝食。さらにマラソンゼッケンの中に同封されていたヨーグルトバーを食べた。正直まずかったが、「身体にいいはずだ」と考えて頑張って食べた。
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↑バス停留所(あとで撮影)
 4時50分ホテルを出発。マラソンのシャトルバスは5分ほど歩いたところにあった。もう20人ばかり並んでいる。看板には赤い「MARATHON BUS STOP」の文字の下にご丁寧にも「バス停留所」と日本語で書かれている。ほどなくバスが来た。途中で乗ってきた男と英語で話をした。「私のベストタイムは3時間半だ」というと、一応感心してくれた。
 5時24分会場着。外は真っ暗で、仮設トイレはまさしく暗闇であった。当然洋式で水洗式である。スロットルレバーを引くと水が出る。暗闇でも人が多いから不安でない。ゼッケンはすでにもらってあったから、エントリーは必要ない。帰りのシャトルバスのチケットをもらった。
 6時20分、ウォーミングアップを済ませ、荷物を預け、半袖の戦闘ウェアに変身。予想していたよりも寒くなく、手袋など必要ない。まずはハーフマラソンのスタートをしてから、6時50分のフルマラソンのスタートとなる。外はすっかり暖かくなっている。前の方に並ぶことができた。おかげで序盤からいいペースで走ることができた。朝日は雲に阻まれて見えなかった。
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↑スタート前
 12キロ付近でトイレに行った。トイレがどこにあるかはこの大会の不安点であったわけだが、沿道に公園が点在しているので問題なかった。ここからペースを取り戻し、ギャラリーの多いサーファーズパラダイスでも力走したので、30キロ過ぎまで5分15秒ペースであった。どうやら4時間は切れそうである。
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 しかし35キロを過ぎると脚どりが急激に重くなって6分ペースに落ちた。しかし前半抑えて走っていたので、若干の体力の余裕があり、40キロを過ぎてからスパートできた。それにしても福知山マラソンと同様に1万人規模の大会なのに、選手の数が少なく思えてしまう。道幅が広いせいだろう。そう思ったものだが、あとでフルマラソンは約1000人の参加と分かった。本当に噂に違わぬ走りやすいコースである。景色はもちろん、サーファーズという繁華街を通るのもいい。
 周りを見渡すと日本人はいない。サッカーのポルトガル代表のフィーゴに似た男と抜きつ抜かれつになった。私はこのフィーゴをペースメーカーにして走った。そしてフィーゴはいつの間にかいなくなった。
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 観光目的で来た日本人ツアーはまだ中間点も来ていないのに歩いている人が多かった。残念なことである。日本人ツアーの選手はスタート地点で別の場所にテントをこしらえてもらっているのに、真剣味に欠ける。また、個人参加にしても日本の代理店経由による場合が多いようだ。
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 真剣味云々を語る私も実はお上りさんで、カメラを持って走った。軽い使い捨てカメラである。ただし給水所でも立ち止まらなかったので、ほとんど写真はぶれていた。
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 結局、3時間47分でゴール。予想よりもずっといいタイムである。近くにいた外人に記念撮影を依頼した。ペットボトルの水が渡される。この他芝生の上に置かれたテーブルにこれでもかというくらいに水とジュース、及びオレンジが置かれている。日本とスケールが違う。チップと交換でメダルとTシャツが渡される。植え込みの縁石に荷物を置いて着替えていると、M氏と会った。彼は私から2分ほど遅れただけであった。彼は999という分かりやすいゼッケンだったので走りながらも探していたのだが、同じようなスピードで雁行していたので見つからなかったのだろう。
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↑ゴール後
 ゲストランナーにオリンピックメダリストの有森裕子さんがいて、M氏もちゃっかり記念撮影をしていた。私は疲れて脚が動かず、カメラを持っていたのに逃してしまった。

■走ったあとはビーチへ■
 シャトルバスは10分ほど待った。カルビモールのバーガージャックで昼食。バリューセット#2で$6.45。ダブルバーガーのボリュームは日本と比べものにならないほど多く、ポテトを残しそうであった。
 12時20分頃サーファーズのJTBデスクに行く。まず午後からの水上飛行機のツアーについて聞いてみた。しかし参加は2名以上とのことであった。これだけでなく空を飛ぶツアーのほとんどは2名以上であった。唯一スカイダイビングは一人で行けるようだが、それはやりかねた。とりあえず、明日の乗馬ツアーのみ申し込んだ。カードで払ってしまったがトラベラーズチェックのほうがよかった。チェックが余りそうである。
 14時00分ホテルに戻る。すぐにホテルをでて浜辺で日光浴するつもりだったが、なんだかんだでガイドブックを読んでしまい、出たのは15時39分であった。浜辺に着くと、冬の長いビルの影が浜辺に延びている。17時00分までいたが、肌寒くもなってきた。一旦ホテルに戻ったのが失敗であった。直接ビーチに行けばよかったのである。JTBデスクに出向いたときに、海水パンツと文庫本を用意してこなかったのが間違いであった。
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↑ゴールドコーストのビーチ
 夕食は体力回復を兼ねて、張り込んでステーキにすることになっていた。JTBのガイドブックに書いてあったBavarian hausという店にした。メニューにチェックを入れて会計係に渡して先払いというシステム。パンは旨かったが、ステーキは大変固く歯の間にスジが挟まって不快な思いをした。ニューヨークとは比べものにならず失望した。日本人ツアー客が次々と入ってくる。この店は日本人を相手にすることで堕落したのでないだろうか。飲食費は$20.40。酒は別のバーで払うことになっている。十分腹が膨れたので飲む余地はなかった。
 18時40分にホテルに戻る。その道でクルマがフロントガラスが割れるほどの事故が発生した。日本では珍しくない事故だが、「TEN」とロゴの入ったテレビ局のカメラが回っていた。
 なかなか風呂の湯がでなかったが、どうにか入って、今日の日記を書いたらもう23時15分であった。当時は携帯パソコンとしてカシオの「カシオペア」を持っていたのだ。移動中に書くのは時間潰しになっていいが、ホテルの部屋で書くというのは能率はともかく時間の無駄である。
 0時前に寝る。

最初一つ前一つ後最後

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