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清水直行、横浜那須野斉藤と交換トレード [野球]

 ロッテの清水直行投手(33)と横浜の那須野巧投手(27)、斉藤俊雄捕手(25)の1対2の交換トレードが9日、両球団から発表された。清水はロッテと来季まで2年契約。複数年契約中での放出は極めてまれだ。しかも今季年俸は清水の2億4千万円に対し、那須野と斉藤で合計3千万円。明らかにバランスを欠くが、ロッテの瀬戸山隆三球団社長は「互いのニーズが合った」と述べた。

 清水は今季6勝でも、4千万円増の2億8千万円の来季年俸が保障されていた。ロッテは依然、赤字経営に苦しんでいる。人件費がカットできる上に若手の台頭を促せるだけに、横浜の申し出は「渡りに船」だった。

 一方、横浜は先発陣の強化が最大の懸案。プロ10年間で通算93勝の右腕を獲得するためには金銭的な負担が大きくても、背に腹はかえられなかった。(金額は推定)

 ロッテ・瀬戸山隆三球団社長の話「横浜には何年越しかでラブコールを送ってもらっていた。セ・リーグで勉強して、いずれロッテのために帰ってきてほしい。穴埋めは大変だが、若手にはチャンスを与えられる」
-----------------------------------------------09/11/9サンスポより引用

 実績からすると割に合わないと思うけど、球団経営的には良策かもしれません。確かに直行は背番号18だけあってマリーンズのエース的存在として君臨していて、本人もその自覚があったはずです。しかし実績をみると負け数が勝ち数を上回ることが多く、強力打線を要して優勝した2005年でさえ、先発6人衆でもっとも低い成績でした。制球力もあり、故障が少なく、ローテーションを守り、年間200イニングを計算できる数少ない投手ですが、肝心なところで被弾することが多く、何回もマリーンズファンをガックリさせられました。この悪癖が修正されないのだとすれば、成績の割に高額年俸の選手を放出するのは止む得ないでしょう。正直言って、予告先発清水直行と聞いて、勝利を確信できるマリーンズファンは何人いたでしょうか。小宮山や黒木ほどのカリスマ性は最後まで有することはなかったです。
 問題は交換要員。不足している左腕投手と、FA移籍が予想される橋本将の穴埋めとしての捕手は理解できる。直行の名前で吉村あたりを獲れないものかと思いましたが、球団がそんな高額年俸選手を獲得するはずはないですね。そして左腕投手が那須野で捕手が斉藤。捕手難の横浜が出せる捕手は斉藤しかいないのは分かる。那須野もまだ年齢27と若く、上積みが望めると考えたいところだ。しかし那須野が活躍しそうにないと思えるのは、以下のような理由からである。

1.入団時法外な契約金を受け取っている
2.元来練習嫌い
3.ピッチャーとして長身はいいことだが下半身が細すぎ
4.1のお陰で将来資金が潤沢があるので、厳しい練習に取り込もうとしない
5.仮に大化けしたとしても法外な契約金がクローズアップされてロッテのイメージダウンになる。実際に支払ったのは横浜だが、世間の悪いイメージは払拭できない

 那須野、一場、野間口。曰く付きで入団したこの3人はおそらく活躍することはないと思います。
 管理人が思うに、高木の代役としてビハインドゲームのロングリリーフがその役所となるのではないだろうか。ただそういう投手は必要なので、那須野にその役割を負わせて、生え抜きの左腕投手が這い上がるのを待つことにしましょう。

 もちろん直行は横浜で頑張ってもらいたい。ローテーションは守ると思うけど、狭い横浜スタジアム。被弾数が倍増するかも。横浜ファンも予想成績は10勝10敗と見ているらしいけど、尾花監督の助言で蘇るかもしれないし。
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