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フィットにリアフォグ取り付け [最近買ったもの]

管理人所有の2003年式GD1フィットにリアフォグを取り付けました。温暖な平地に住んでいる管理人はリアフォグの必然性は低いです。フロントフォグランプは付けていますが、点灯させたことはほとんどありません。
それなのに何故取り付けようと思ったのか。それは「伊達と酔狂」でしょう。まあ格好だけということですね。
管理人はこの舟長さんのサイトを見て「私も」付けたくなりました。
舟長さん「フィット君2号」↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/423029/car/335258/558842/note.aspx

いきなりですけど、出来上がった結果はこんな感じです
tentou.jpg
↑夜間の点灯イメージ

ところでリアフォグランプというのはいろいろ面倒な法規制をクリアしないと車検が通らないらしいです。概要を以下に列記します。

1.色は赤色であること
2.停止灯の照度を超えないこと
3.2灯左右対称か1灯の場合は右側に取り付けること
4.リアフォグ点灯を室内に表示させること
5.前照灯または前フォグランプを点灯させたときのみ点灯できること
6.前照灯または前フォグランプを点灯時に任意に消灯できること
7.エンジンを切ったら消灯し、再始動時に点灯しないこと

後部霧灯 点灯・消灯仕様↓
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/tekiyouseiri/tekiyo_038_00.pdf


そこで以下のような仕様にしました。
1.リアフォグランプはリア下部の赤い部分に埋め込む
2.点灯は右のみとする
3.前フォグライト点灯時にスイッチを入れられるようにする
4.主電源はアクセサリ電源から取る
5.スイッチはプッシュスイッチで押すたびにオンオフを繰り返す
6.リアフォグ点灯表示は赤色LEDとする
7.前フォグライトの表示がないので同時に取り付ける
8.尾灯兼停止灯のバルブをLEDに変更し、そのバルブをリアフォグライトに転用する

作業段取り

第一段階:リアフォグ用のソケットを設ける
フィットに乗っておられる方は気づいているでしょうが、フィットのテールランプは上の赤い部分しか点灯しません。下の部分は欧州仕様ではここにリアフォグが入るのでしょう。その証拠に裏を見るとバルブソケットが入るスペースが設けられています。これを利用して、下部にテールランプ、上部はストップランプに分離する改造が「フィットマニア」の定番となっています。ソケットの増設は、この改造記を参考にしました。

参考URL:mushiake赤フィットの部屋/テールランプ下部点灯↓
http://www.d2.dion.ne.jp/~koji64/fit/tail-lamp/tail-lamp1.htm

フィットのお部屋 テールランプ下部点灯↓
http://nks.fc2web.com/newfit_kabu.html


 色々方法があるようですが管理人は次の手順で行いました。
1.バンパーを外す。
2.テールランプレンズを取り外す
3.リアフォグ取り付け部を20mmホールソーで穴を開ける
4.ソケットのコネクタに電線を半田付けする
5.ソケットが入るように、半田ごてで穴を広げる
6.レンズおよびバンパーを元に戻す
7.ソケットを取り付ける

注意点:
ソケット端子への半田付けは、狭くてとても難しいです。先の細いコテでないと樹脂を溶かしてしまいます。それと収縮チューブを噛ませましょう。

必要部品
ソケット(ディーラー取り寄せ)=33513SAA003(441円)

bumper.jpg
↑バンパーを外したところ 下に敷いたのはJリーグのオフィシャルレジャーシート。横浜フリューゲルスのキャラが泣かせる。

soketa.jpg
↑取り付けられたソケット その間の写真は撮っていなかったので省略(^_^;)

第2段階:電源の配線
 運転席足下のヒューズボックスから、リアフォグの電源を引っ張ってくる必要があります。基本的には内張を指で広げて電線を入れ込んでいけばいいのですが、一部呼び線として針金を使うところがあります。私は針金の一方に電線の先端をガムテープで固定し、針金を電線を通すべきところに挿入して、引っ張りました。
 電源の配線に関しては下記URLを参考にしました。

参考URL:ラゲージルームランプ2の配線↓
http://web2.nazca.co.jp/fit6915/ragegiroomlight2.html


第3段階:スイッチの取り付け
 リアフォグのスイッチは、リモコンミラーのスイッチの隣にある、コインホルダーのスペースを利用しました。コインホルダーに穴を設けてスイッチを取り付けるのは無理があるので、エアウェーブ用のメクラ板をディーラで取り寄せてもらい、これにエーモンのプッシュスイッチとLEDを設けることにしました。

必要部品=メクラ板(ホンダ純正 77755-S5A-A00ZC)@504円
     LED3mm橙(エーモン)
     LED3mm赤(エーモン)
     LED3mm用ロックマウント(エーモン)
     プッシュスイッチ・自動戻りモーメント動作(エーモン)

↓エーモン製品情報
http://www.amon.co.jp/seihi/seihi_top.php

1.メクラ板にスイッチとLEDの取り付け用穴を開ける
2.メクラ板裏面の不要部分をリューターで除去(破片が飛ぶので保護眼鏡要
3.スイッチ、LEDの取り付け
4.リモコンミラースイッチの右側の蓋を開ける
5.リモコンミラースイッチを取り外す(マイナスドライバーで上を押さえる)
6.コインホルダーを取り外す
7.リアフォグスイッチを取り付ける

 この部分の出来には不満があります。まず、プッシュスイッチがダサイこと。ここは昔のクルマのチョークレバーのようにラッパ型スイッチで行きたかったです。次にLEDが想像以上に明るすぎること。メーターの飛び出し部分で隠れるので運転には支障がないけど、ここは普通のLEDにするべきでした。ついでにいえば、エーモン製のLEDブッシュの取り付け強度が弱いです。穴のバリをきれいに取らないと、しっかり取り付けできないので注意すること。できればしっかりねじ止めできる市販のLEDを利用するべきでしょう。
もうひとつはメクラ板金の裏に取り付け用の爪があるために、スイッチとLEDの配置が上下に空間が開きすぎてバランスが悪いことです。

switch1.jpg
↑スイッチ横の蓋を外す 樹脂製のドライバーの方がいいかも
switch3.jpg
↑リモコンミラーのスイッチを外す 上の爪をドライバーで押さえると外れます
switch2.jpg
↑コインホルダーを外す
switch_a.jpg
↑スイッチ取り付け後 何か納得いかんわ~

第4段階:テールランプをLEDに交換
 リアフォグのバルブはLEDよりも白熱球の方がいいと思います。寒冷地の連続使用で熱による融雪作用があるためと、LED光源に比べて、光が横に広がる性質があるため安全性がより高まるからです
 そこでテールランプをLED化して、そのバルブをリアフォグに流用しました。ひとつ余るのは予備ということにします。
 LEDはネット通信販売で買いました。交換はとても簡単で、テールランプの裏の蓋を開けて、バルブソケットを回してソケットを外し、電球をLEDに交換します。これでわからなければフィットの取扱説明書をご覧ください。
 さて点灯させてみると・・・・。純正のLED車のように格好のいいものではなく、光具合も電球と代わり映えしないですね。ただ消費電力を節減できるのと、レスポンスが速いので安全性が向上することを期待しています。

LEDテールランプの購入先「孫一屋」↓
http://mago1shop.com/
型式:37LED7443W球-赤 @1780円

led.jpg
↑LED試験点灯

第5段階:リレー周りの配線
 この段階で問題となったのは、取説に書かれている「フォグランプのヒューズ」が実はそうではなかったことです。前述したように前フォグライトを点灯しているときのみリアフォグが点灯できるようにする必要があるので、前フォグの信号線をリレーに引っ張って来る必要があります。取説には20番ヒューズがフォグだと書いてあります。しかしここには電気が供給されていないのです。ここのヒューズを取り出し線付きヒューズに交換して信号線にするつもりができなくなりました。何らかの方法でフォグライト信号線を探し当てる必要がありました。
 車検に適合するような動作をさせるには単純リレーが2つ必要なんですが、エーモンからフリップフロップリレーが発売されていて、簡単に実現できます。

 1.ヒューズボックスの蓋を取り付けているパネルを外す(+ねじ2本で固定)
 2.コラム下のパネルを外す(+ねじ3本で固定)
 3.コラム上のパネルを外す。爪を折らないように注意
 4.右コラムレバーについているコネクタを見る
 5.1本だけ別になっているコネクタがある。それがフォグの信号線
 6.ここから信号線を分離させ、ヒューズボックス付近まで線を延ばす
 7.リアフォグ電源はアクセサリ電源から取り出す
 8.フリップフロップリレー、プッシュスイッチ、LED×2、アクセサリー電源を図の要領で配線する

必要部品=フリップフロップリレー(エーモン)
       圧着端子(ギボシ・平形・Y型)
       電線(0.75mmでいいと思う)

fogsignal1.jpg
↑コラムのパネルを外す 黄矢印がフォグの信号線
fogsignal2.jpg
↑フォグ信号線から分岐
fogfuse.jpg
↑ヒューズボックス 緑の位置のヒューズはフォグにあらず。アクセサリ電源は白丸の位置。
haisen.jpg
↑配線 リレーを撮るのを忘れました
haizenzu.gif
↑配線図 下手な図でスイマセンm(_ _)m
第6段階:点灯テスト
まずは前フォグ点灯。橙色のLEDが点灯。そしてプッシュスイッチを押してリアフォグ点灯。赤色LEDの点灯。クルマを降りて確認。おっ、ちゃんと灯いていますね。明るさもたぶん十分でしょう。レンズを触ると熱い。融雪効果も期待できそう。
LEDの点灯写真を見ると、どっちも同じ色に見えますが、実際は違いは明らかです。それにしても橙ではなくフォグランプに合わせた黄色があればそうしたかったです。このエーモン製のLEDは高輝度で散光性が強いので写真が上手く撮れませんでした。
f_fog_on.jpg
↑前フォグオン わっ眩しい

fr_fog_on.jpg
↑リアフォグオン 眩しさ倍増。けど写真のような光芒は感じない。それに色もちゃんと識別できます。

rearfog.jpg
↑リアフォグ点灯 光の加減で左側のテール点いていないように見えるけど点いています
rearstop.jpg
↑ストップランプも点灯 ハイマウントもLED化したくなった

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