アジアシリーズ決勝戦へ [野球]
初めての試みとなるアジア各国のプロ野球リーグのチャンピオンを集めて王者を決定するアジアシリーズ。日本一となったマリーンズは予選リーグで韓国代表三星ライオンズを６対２、台湾代表の興農牛を１２対１、中国代表選抜を３対1と３連勝で予選を１位通過。２位の三星ライオンズと明日決勝戦を戦うことになりました。
大方の予想通りの展開ですね。中国代表に苦戦したのは若手中心（投手はベテランだが）で挑んだため。しかし目を覆いたくなるようなエラーが多く、全体として締まりのない試合。選手にはいい経験になったかもしれないですが、「所詮は花相撲」と思ってしまえば、単に主力を休ませただけになってしまいます。ベニー、フランコがいなかったら、試合に負けていたかもしれないですしね。この試合で結果が出なかった選手は「この試合で今年は終わり」ではなくて「ここから始まる」ぐらいの気持ちで挑んでほしいですね。
さて決勝の相手は三星ライオンズ。マリーンズの先発はサブマリン渡辺俊介。予選の結果を見る限りではマリーンズの優位に思えます。ただ私が少し心配しているのは、彼が７月仙台の楽天戦で終盤突如乱れて降板した試合です。野球の素人である私の意見だから自信はないのですが、俊介のスローボールは弱打者から見ると絶好球になるのではないでしょうか。あのころの楽天は打線の調子が上向きで振りがシャープになっていて、長打を欲張らずに、スローボールを狙って打っていたような記憶があります（確かな記憶ではないが）。もし三星の打者があのころの楽天と同レベルであり、スローボールを狙ってくるとしたら、そんなに楽勝できないと思います。
また三星には何やら秘密兵器らしい投手もいるそうですね。韓国財閥の老舗三星としては新興財閥ロッテには負けられない意地があるでしょう。アジアシリーズの決勝戦は接戦になるような気がします。
今日のキーポイントは俊介の球のキレでしょう。
キレが良ければサムソン打線は手も足も出ない。
早めに先制点を奪い、楽に投げさせて上げたいですね。
調子が悪ければ早めの継投をして、サムソン打線を抑えて貰いたいものです。
by ひとり (2005-11-13 11:22)
＞ひとりさん
そうですね。いつも通りの球のキレなら大丈夫でしょう。俊介は３点以内に抑えるとして、問題は打線が４点奪えるかですね。
by umayado (2005-11-13 16:56)