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夏真っ盛りなのに秋風 [野球]

 日本ハムがサヨナラで3連勝。九回に武田久が3点差を守れなかったが、同点の延長十二回2死二、三塁、代打二岡が右中間安打で勝負を決めた。打線は大野の満塁弾など3本塁打。宮西が4勝目。ロッテは4連敗で今季最多の借金9。

◇札幌ドーム(11)日本ハム9勝2敗
ロッテ 000 210 003 000=6
日ハム 001 400 010 001X=7
   (延長十二回)

〔勝〕宮西 4勝
〔敗〕伊藤 2勝2敗
〔本〕金子誠8号(1)(小野)9号(1)(荻野)大野2号(4)(小野)
----------------------------共同通信社より引用

 晋吾が伏兵大野に不用意な1球。結果は満塁本塁打。その後ファイターズリリーフ陣に抑えられ、満を持して武田久が登板。しかし3連打で無死満塁まで攻め、3点を奪い、延長に持ち込む。けれどもここで勝ち越せないのが現状のチーム力。9回4点なら多分シコースキーで逃げ込めたでしょう。
 救援投手陣はファイターズが上。マリーンズはシコースキーを3回投げさせざるを得ない。で、12回裏は伊藤を投入せざるを得なくなり、最後の打者は二岡。内角を攻めてファールを奪い、勝負球は外角低めのスライダー。もうそこ一本に絞っていた二岡にはお安い御用。サヨナラ負けを喫しました。今の伊藤、荻野はまともに抑えるのは不可能だ。他球団も飲んでかかれる。もう彼らの役目は中郷、上野に交代させた方がいいのではと思ってしまいます。
 その上野。NHK-BSの解説の大島氏は「球が速いだけの投手」と辛い評価でしたが、管理人はそれはどうかなと思っています。打たれてはいるけど、伊藤や内みたいに制球に苦しんでどうしようもなくなって痛打されているのでないからである。よく好投手の条件として、1ボール0ストライクの場合、結果ヒットを打たれてもいいからストライクを取りにいけるというのがありますが、上野は極力そうならないようにしているのがわかります。2ボール0ストライクだと打者は狙い球を絞りやすくなりますから。

 さて、マリーンズは火曜日から9連戦。まずは京セラでオリックス3連戦。次に千葉でホークス3連戦。そしてまたも札幌でファイターズ3連戦。オリックスとファイターズはビジター全敗で完全苦手モード。ホークスとは互角とはいえ、それは交流戦前でホークスの調子が上がっていない時の話。3勝6敗が現実的予想でしょう。
 すでにマリーンズは優勝戦線から脱落。CS進出もかなり苦しくなっています。もちろん9勝0敗とかなれば、一気に3位浮上するのですが、来季の編成に向けてチームの士気が上がらず、投手陣も当てにならず、井口も疲労困憊している状態では多くを望めないでしょう。

 もう管理人は、めったに出場しない高校が甲子園で勝利を挙げて大喜びをするように、単なる1勝を優勝したかのように喜ぶことにしました。何だかその方が精神衛生上いいような気がします。
 そう書いたところで思い出しました。そう
 「ロッテは秋風が吹くと強い」
 過去、今頃頑張ったってどうにもならないのに、と思いつつも驚異的な勝率を上げる9月。
 待ってるといいことありそう?
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