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ボビー甲子園で舞う [野球]

2005年日本シリーズ
            M  T
 第1戦@千葉マリン  ○10-1●
 第2戦@千葉マリン  ○10-0●
第3戦@甲子園    ○10-1●
→第4戦@甲子園    ○ 3-2●

M 0 2 0 1 0 0 0 0 0 3 7 1
T 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 7 0

 千葉ロッテマリーンズ、阪神タイガース相手に4連勝で日本シリーズを制覇しました。圧勝の連続だったこれまでと違い、接戦となったこの第4戦。まず2回表イスンヨプがタイガース先発の杉山から2点本塁打。4回表はまたもイスンヨプが替わった能美から適時二塁打。この3点を小野、藤田、薮田、小林雅の救援陣が守りきった。タイガースは6回裏、今岡、桧山の適時打で2点を奪ったが、肝心なところでバント失敗するなど攻撃面で詰めが甘かった。

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 マリーンズ、圧倒的な強さを見せつけました。マスコミは今なおタイガースが敗れたことを色々言い訳ばかりしていますが、走攻守だけでなく采配、情報収集、裏方、補強、営業すべての面でマリーンズはタイガースを圧倒していました。タイガースの現場の選手や良識あるファンはきっとわかっていると思います。
 日本一へのモチベーションの高さからタイガースが有利かと予想しました。しかし約1ヶ月ほど真剣勝負から遠のいていたとはいえ、監督、コーチ、選手がマリーンズをどれだけ意識していたか、疑問に思うような、監督の采配、選手の対応でした。関西のマスコミがタイガースに好意的な情報ばかり流すものだから、「ロッテは強いようだけど、シーズン中と同じように戦えば大丈夫」などと油断していたのではないでしょうか。第1戦から第3戦までシリーズ史上に残る大敗を繰り返し、漸く第4戦で本気になったものの、いかんせん気が付くのが遅かったです。勝ったから偉そうなことを言える面はあるけど、タイガースにとっては来季に向け良薬になったのではないでしょうか。
 それと最終戦が接戦になってよかったです。もし大勝していれば、虎党から恨みを買うことになるし、日本一の瞬間にあれだけ祝福の拍手を受けることもなかったでしょう。来年の交流戦は安心して甲子園で観戦できそうです。
 来年といえば、球界の至宝ともいうべきボビー・バレンタイン監督の去就でしょう。来年は年俸アップを条件に残留するでしょうが、彼はアメリカ人です。極東のプロ野球球団よりもきっとメジャーの監督の座へ返り咲くことを狙っているはずです。マリーンズもいつまでも彼に頼っているわけにいかないし、後継者の育成をすすめておくべきでしょう。筆者は後継者として小宮山が適任であろうと思います。現在のマリーンズの選手でおそらくもっともボビーの野球を理解しているし、おそらく球団が小宮山を過去の退団経緯を水に流して、現役復帰してもらったのはおそらくこの路線を期待しているのではないでしょうか。


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