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さあプレーオフへ [野球]

 昨日、札幌ドーム対日本ハム戦において、お互いの三塁を踏ませない息詰まる投手戦を展開、0対0で引き分けたマリーンズ。小林宏之は「我が人生最高のピッチング」と自画自賛。逆に首位打者も視野に入れていた今江は2三振2併殺と「超最悪」な結果でした。福浦の打率3割も今日の試合で3打数3安打以上が必要で、かなり厳しくなってきました。
 この引き分けはマリーンズにとって勝ちに等しい引き分けです。現時点でのホークスとのゲーム差は3.5。本日の最終戦をホークスが勝ち、マリーンズが負けてもゲーム差4.5。つまりプレーオフ第2ステージで1勝のアドバンテージをホークスに与えられるのを避けることができたのです。
 さあ、アドバンテージを避けることはできても、西武との第1ステージは避けることはできないマリーンズ。10月8日から千葉マリンで開催されるプレーオフを如何に戦うべきか。私の予想はこうです。

第1戦 ● 先発:M-清水直行 L-松坂
第2戦 ○ 先発:M-渡辺俊介 L-西口
第3戦 ○ 先発:M-小林宏之 L-帆足

 西武の先発はこの順番でほぼ間違いないです。マリーンズの初戦先発は昨日好投した小林宏之も考えられますが、私は直行でいいのではと思います。西武の先発が松坂とわかっている以上、彼に完璧なピッチングをされたら、得点するのが非常に難しくなります。直行はある意味負け慣れしているので、勝てなくてもチーム内にショックが少ないだろうし、もしかすると最後の最後になってエースの意地を見せて好投するかもしれないです。小林宏之は風貌からして「三男坊」のキャラクターであり、大事な初戦という重圧の中で本来の投球ができるかどうか不安です。
 第2戦は俊介しかないでしょう。西口も松坂同様、完璧に投げられたら手も足も出ない投手です。しかし俊介も西武打線は苦手意識を持っています。千葉マリンの強風の中で投げる俊介は遅い球がなお遅くなりさらに打ちにくくなります。西武打線の中核、和田、カブレラ、フェルナンデスはいずれも右打者。しかもカブレラは欠場と俊介にとって有利な条件が整っています。俊介が余程の不調で、西口が余程の好調でない限り、第2戦は勝てるし、また絶対勝たなければいけないと思います。
 第3戦は直行がノックアウトされた場合に行われます(笑)ここで登場するのは例の三男坊、小林宏之です。西武の左のエース帆足とのガチンコ勝負です。マリーンズのポイントになるのは当然右打者で、堀、パスクチ、今江といったレギュラー陣。あとは代打初芝を起用してほしい。変化球の撃つのは巧い打者だからきっと最後に大仕事すると思います。

 本日最終戦は渡辺俊介の先発。マリーンズにとっては勝ち負けは関係ない試合ですが、最終戦に勝つとプレーオフに向けての士気が上がるし、有終の美を飾るというのは重要です。それに俊介は7回と少しを無失点で抑えると、最優秀防御率のタイトルに手が届きます。日本ハム入来を仮想西口として大量得点、俊介が無失点で抑えて、7回以降は選手のお試しモードにできれば最高です。


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ひとり

プレーオフはパリーグの活性化には不可欠なものと考えます。
ただ、今季のようなことは想定外の事態だと思いますが、下手をすると負け越している西武がパリーグの覇者になる可能性があります。日本一の可能性さえも。
来季のプレーオフの規定は見直して貰えるよう願います。
マリーンズは責任重大ですね。西武に勝ってくれることを願っています。
by ひとり (2005-09-29 14:11) 

umayado

 コメントありがとうございます。ざっと調べただけなんですけど、プレーオフ進出条件を「首位から10ゲーム以内、かつ勝率5割以上」とすると、上位3チームによるプレーオフとなるのは、ほぼ3年に1回ぐらいしか開催されません。これでは消化試合が増えてしまい意味がありません。むしろプレーオフに際して上位チームに常に1勝のアドバンテージを得るようにした方がいいと思います。それと勝率5割未満で優勝の可能性があるのはいかにも恥ずかしい。勝率5割以上もプレーオフ進出条件にしてはどうでしょうか。
by umayado (2005-09-30 20:13) 

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