SSブログ

競馬場謎のコース [競馬]

今日はJRAの競馬場のちょっとした謎に迫りたいと思います。
ひとつは東京競馬場の2000mポケットと本馬場をつなぐコース。ポケットへの近道として必要のなのは理解できますが、何故こんな立派なのがあるのでしょうか。
tokyo.JPG
これはかつて右回りだった頃の名残です。左回りの東京で1200mスタート地点を設置すると3コーナーにかかるので、短距離戦のみ右回りで実施していました。距離を確保するため2000mポケット方向に迂回していたようです。ゴールポストはいまの200ハロン棒近くにありました。1981年のジャパンカップの映像を見ると確認できます。騎手・主催者・観客のいずれの立場にとっても不便なので70年代で右回りは廃止になりました。あのカブラヤオーも新馬戦で走ったというコース。映像見てみたいです。
次は中山の芝1400mスタート地点。
nakayama.JPG
東京の1800を逆にしたようなコースですが、最近使われた形跡がないです。写真の芝も茶色のまま。しかも作られたのが1985年と比較的新しいにもかかわらずです。このコースは坂の上に設置されていてペースが速くなり危険なのでフルゲートが10頭と少ないのが使われない原因です。もう少し考えて設計してもらいたかったと思います。
秋華賞が行われるのは京都芝2000m。しかし普段は下級条件でしか使われない内回りコースを利用します。これは外回り2000mだと最初の直線が短くフルゲートが16頭に制限されるからです。おかげで秋華賞はとても紛れの多いコースとなっています。
春の中距離王を決める宝塚記念。しかし長距離カテゴリーに入る阪神2200mで実施されます。これは2000mにした場合フルゲートが16頭に制限されるのを嫌っているのではないでしょうか。2400mにすればスタート地点は同じでもフルゲート18頭で実施できます。
管理人は宝塚記念を2400mにして、京都の2コーナーポケットを延長して天皇賞春と秋華賞を2000mとする提案をすでに行っています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。