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ホークス福岡でまさかの連敗 [野球]

福岡ソフトバンクホークスと中日ドラゴンズは11月12日、13日に福岡ヤフージャパンドームにて第1戦2戦が行われた。
第1戦、第2戦ともに延長10回表に馬原が打たれ、いずれも2対1でドラゴンズが勝った。
戦前の予想では戦力差からホークス有利の声が多かった。しかし野球とはこんなものである。いいピッチャーはなかなか打てないし、勝ち試合も負け試合もほとんどヒットがでず、最少得点を守り抜くドラゴンズの野球は、まさにこの短期決戦になってますます磨きがかかっている。
ホースクの先発、和田、杉内はほぼ完璧だった。ドラゴンズのチェン、吉見はそれほどでもなかったが、谷繁の配球技術で補った。
では、何が差がだったのだろうか?簡単にいえば指揮官の力量差である。ホークスの秋山監督とドラゴンズの落合監督を比べて、どちらが野球をよく知っているでしょう?だいたいの人が落合監督と答えるだろう。昨年の日本シリーズで落合監督率いるドラゴンズは3位から勝ち上がった千葉ロッテマリーンズと対戦した。監督としての力量が劣る西村監督が落合氏に勝てたのは、3位から上がっただけに日本シリーズを勝たないと無冠に終わるだけに、チーム全体がモチベーションが高く、勢いがあったからだ。その時の落合監督は何故か公式戦のような捨て試合にする采配をしてしまい結果としてシリーズを落としてしまった。
 しかし今年は監督として挑む最後のシリーズ。最後の一人を岩瀬に任せる石橋を叩くような采配はもちろんだが、クライマックスシリーズでは吉見の中3日登板や、岩瀬に代わり最後の一人を浅尾という逆パターンもあって、勝負に徹する采配をしている。
 火曜日からは地元名古屋で3連戦を迎えることになり、ますますドラゴンズは有利に戦える。指名打者を使えないという一点だけとってもホークスは不利だ。ホークスは19勝のホールトンが先発するだろうが、久々の実戦で不慣れなナゴヤドームはいかにも不利である。さらに外国人投手は短期決戦になると過敏に緊張する傾向にある。それはドラゴンズのネルソンも同様だが、こちらはホームアドバンテージがある。ホークスにとって頭が痛いのは馬原の信頼度が低下したことだろう。この状態で少なくとも2勝1敗の星が必要とはかなり厳しい。
 しかし戦力の豊富なホークスは打てる手がある。つまりセリーグ本拠地では代打が多く必要なので、勝負どころだと考えれば、先発の5回に拘らずにどんどん代打を投入することである。延長になれば先発投手を救援に使う、「高校野球方式」を採用するのも手である。第3戦4戦どちらかに勝てれば、第5戦は和田登板で流れを変えられる。
 とにかくパリーグの代表として、このまま負けるのはいただけない。
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