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SONY VAIO TYPE-P購入(その2) [最近買ったもの]

 そもそもTYPE-Pを買った動機は以下のようなものでした。

1.モバイルギアに付属している漢字変換のバカさ加減についていけなかった。今のMS-IMEは相当改善されているが、10年前の代物だけにWSXの影響がぬぐい去れなかった。ATOKに切り換えるとやや改善されるが、ワードと一緒に使うとほぼ100%の確率でハングアップした。

2.モバイルギアのOSはWindowsCE。付属のインターネットエクスプローラは、これはお話にならないほど遅かった。画像表示オフにしてどうにか使えるレベル。有線LANにしてそうだから、無線LANは推して知るべし。

3.何といってもWindowsCEは過去のOS。関連アプリも薄いし、動画の再生も不自由だ。できたとしても低速である。

4.モバイルギアのキーボードは適度な大きさで入力は特に支障となることはなかったが、いかんせん重かった。

5.USBポートが付いていないのでデータの受け渡しに支障が生じていた。

 ネットブックだと4万円以下で買えるし、KORANSHA製なら重さはともかく、モバイルギアと同じ大きさのもあります。しかしACアダプタの大きさや通常使用時の重さ、デザインなど総合的に考えて、多少値が張ってもVAIOTYPE-Pにした方がいいと考えて購入を決意。OSは起動時間などを考慮してXPとし、振動に強く読み込みの速いSSDモデルがでるのを待って発注しました。

 さて、使用感を列挙します。

1.起動時間が遅い。休止状態から使用可能になるまで35秒かかる。休止状態に移行するのはもっと凄くて、2分22秒かかる。時間が掛かるのは、SSDは書き込み時間がかかるからだろうか。ちなみにエプソンのENDEVORは休止状態から使用可能になるまで15秒。休止状態への移行時間は5秒である。ただ休止状態とスタンバイとはちがうようで、EPSONの方は多少待機電力の大きいスタンバイかもしれない。またモバイルギアはWindowsCEがもともと携帯機用でサスペンドが前提となっているので、電源ONで瞬間的に立ち上がる。ここまでは無理としても、せめてエプソンなみの15秒にはしてもらいたいものだ。

2.スティックポインタの使用が慣れるまで難しい。小型化のためノートパソコンで一般的なタッチパッドを設けるスペースがないために、スティックポインタの登場と相成ったわけだか、どうやら慣れるまで36時間ぐらいかかりそうである。ポインタ自体を軽く叩くことにより左クリックと同様の働きをするが、これも慣れるまで時間がかかる。ブラウザには必須のスクロール機能だが、これは真ん中のボタンを押しながらポインタを動かすことで行える。ちなみにモバイルギアではモニターにタッチパネルが付いていて付属のペンでポイントする。携帯型としてはこの方が使いやすいことは自明の理だが、ペンをなくす怖れがあることと、ブラウザのスクロールには役に立たないので、今となっては時代遅れかもしれない。

3.LANケーブルコネクタがない。わざわざアダプタを用意するのは鬱陶しい。

4.リカバリディスクがない。光学ドライブが付いていないのだから当然といえば当然だが、何らかの事故が起きた場合どうするのか。おそらくUSB接続の光学ドライブを繋いで再インストールとなるけど、その際のディスクを自分で用意しろというのは、この機種が初心者向きではないことを考慮しても、抜け落ちた点があるような気がする。ちなみに管理人はUSB接続の光学ドライブは持っていない。

5.最大解像度の1600x768では文字が小さすぎる。これは40代には辛い。1024x768でフォントを特大にすることでどうにか使えそう。

キーストロークは浅い気がするが、特に打ちにくいという感じはないです。今ところは起動時間が遅いのと、スティックポインタが使いこなしができていないのが不満点です。価格は高いものの、重さを重視するとこれしかないので、それを重視するならば期待に応えてくれるでしょう。ただSSDの書き込み時間が異常に遅いので、もしかするとHDD仕様にした方がいいかもしれません。
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