アグネスタキオン逝去

　２００１年の現役引退後、社台スタリオンステーション（北海道勇払郡安平町）において繋養され、２００８年度リーディングサイヤーに輝いたアグネスタキオン号（牡・１１歳）が、６月２２日（月）病気（急性心不全）のため死亡いたしました。
--------------------------------JRA公式サイトより引用

　アグネスタキオンはダイワスカーレット、ディープスカイを筆頭に数多くの優れた産駒を送り出しました。サンデーサイレンスが亡くなってからは、優秀な繁殖牝馬がアグネスタキオンを付けたのが、この好結果に繋がったようです。その後、おそらくそれらの繁殖牝馬はディープインパクトを付けたでしょうが、もしディープインパクトが種牡馬失格の烙印を押された場合、実績のあるアグネスタキオンのバックアップは是非必要だっただけに、社台グループとしては痛いでしょう。
　サンデーサイレンスの最高傑作としては、もちろんあの追い込み馬ディープインパクト。逃げ馬ではサイレンススズカで、この２頭が双璧とされています。しかしアグネスタキオンも最高の差し馬と言っていいのではないでしょうか。皐月賞までのレース内容はディープインパクトと遜色ないし、実際管理人はディープインパクトよりアグネスタキオンの上だと思っています。
　父の無念を晴らすためにも、後継種牡馬の有力候補ディープスカイは、何としても宝塚記念のタイトルが欲しいところでしょう。能力的には十分勝てると思います。