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日本準決勝へ(WBC2次リーグ) [野球]

 ワールドベースボールクラシック、2次リーグで日本代表は松坂の好投もあってメキシコを6対1で下し、1勝1敗としました。
 しかし対韓国戦は渡辺俊介の好投にもかかわらず、1対2で惜敗。アジア予選に続いて連敗しました。これで残るアメリカ対メキシコ戦でメキシコが9回以内で2失点に抑えて勝てば、韓国以外の3チームが1勝2敗で並び、当該対戦における失点率から日本が2位となって、準決勝に進出することになりました。しかし地元開催で野球発祥の地であるアメリカが誇りに賭けても負けるとは考えられず、日本の準決勝進出はほぼ絶たれたと思われました。しかもメキシコ代表もそのように考えていて、試合前日の練習をとりやめディズニーランドに観光に繰り出していたぐらいでした。
 ところが奇跡は起こりました。メキシコはアメリカ先発の340勝右腕クレメンスから2得点を奪い、日本戦で6点奪われた投手陣がアメリカの強力打線を1点に抑えよもやの勝利。アメリカを2次リーグ敗退に追い込みました。しかもポールに当たった本塁打を二塁打と判定される誤審を乗り越えて勝利でした。

 思わぬ形で準決勝進出を決めて、気が抜けているかと思われた日本代表ですが、崖っぷちから這い上がってかえって気合い乗りがよいようです。「同じ相手に三度続けて負けるわけにいかない」イチローはじめ各選手はそのように言っています。韓国側からみればアメリカと対戦すると思われたのに、三度日本と決まってガッカリしているはずです。2勝したとはいえ内容は紙一重。あの厳しい戦いをしなければならないという重苦しい気持ちが韓国ナインを襲っているはずです。これに対して日本はタナボタでの進出。気楽な立場で挑めます。
 精神面では日本の方が優位とはいえ、戦力的には互角で、決して楽勝できる相手ではありません。日本が勝利の前提となるのは、何よりもまず、先発上原の好投であろう。そして打線の奮起。福留にしろ多村にしろ3番打者が大ブレーキになっています。思い切ってイチローを3番に持ってくるのも手です。投手戦が予想されるとはいえ、消極的な攻撃ではなく、ダメもとで盗塁、エンドランなどやってもらいたい。
 そして管理人自身は5対3で日本が勝つと思っています。敵は韓国よりもむしろ「誤審」を連発させているデービッドソンという審判かもしれません。
 もうひとつ心配なのは上原にせよ清水直行にせよコントロールのいい投手にありがちな一発病です。何とか5点は5回までに獲って欲しい。薮田は絶対やってくれるでしょう。大塚は近鉄時代よりも威圧感があってよくなってますね。
 


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