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北九州連続監禁殺人事件 [社会]

 最近、私が衝撃を覚えたことといったらこの事件です。

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 北九州市小倉北区のマンションで、監禁した幼い子供2人を含む男女7人を相次いで殺害したとして、殺人罪などに問われた住所不定、無職松永太(44)と内縁の妻緒方純子(43)両被告の判決公判が28日、福岡地裁小倉支部であった。若宮利信裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。

 緒方被告が起訴事実を大筋で認めたのに対し、松永被告は7人が死亡した事実は争わないものの、殺害への関与も緒方被告への殺害指示も全面的に否認していた。

 判決は、7件すべてについて、両被告の共謀を認定。6件で殺人罪を認定し、緒方被告の父誉(たかしげ)さん(同61)事件については、両被告とも殺意はなかったとして傷害致死罪を適用した。

 判決によると、両被告は共謀し、96年2月~98年6月に緒方被告の親族ら7人に電気ショックやさまざまな虐待を加えて財産をむしり取り、「金づる」としての利用価値がなくなると、口封じのために相次いで殺害、死亡させた。

 犠牲になったのは、両被告に7年半にわたり監禁されていた女性(21)の父(当時34)のほか、誉さん、母静美さん(同58)、妹理恵子さん(同33)、主也(かずや)さん(同38)夫婦、おい優貴(ゆうき)ちゃん(同5)、めい彩さん(同10)。

 一連の事件は02年3月、当時17歳だった女性がマンションを脱出して発覚した。

 7人の遺体は解体され、海などに投棄された「遺体なき大量殺人」。物証が極めて乏しい中、検察は、両被告との監禁生活を強いられた女性と、緒方被告の供述を柱に立証を積み重ねた。
----------------------------------------2005年09月28日asahi.comより引用

緒方被告に関しては、彼女の自供が事件の全容解明に寄与したことで、無期懲役に減刑してもよいと思いますが、この松永という男は死刑を2回執行してもいいくらいです。 こんな残酷な男がこの世に存在し、これからも出現するかもしれないというのに、「人は誰でも過ちを犯すもの。人の命は地球より重い」などと宣い、死刑廃止を訴える人たちは、この事件を見てもそのように考えるのでしょうか?この人たちは肉親がこのように殺害されても「死刑廃止」を訴えるのでしょうか?私はハムラビ法典の「目には目を」の精神を尊び、死刑存続を希望するものであります。
この事件に知りたい方は下のURLをクリックして下さい。

http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage218.htm
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/kankin/0412/ka_412_04122201.htm


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コメント 2

matt

犯罪被害者の方の心情を察すれば応報刑的な考え方も理解はできます。ただ、死にいたる期間を死の恐怖と向き合いながら殆ど一人で過ごすことを強いられる死刑は非常に残酷な刑罰であると思います。酷いことをしたのだから当たり前、いい気味だ、というのも分かりますが、人間として死と向き合い命について自分の命をかけて問い詰め、答えを出すこと、と言うのが死刑の意味ではないかと考えています。そしてこれはとても意味のあることだとも思います。「1984」と言う本見たいですが‥
by matt (2005-10-01 23:02) 

umayado

 mattさんコメントありがとうございます。死刑が残酷な刑罰であることは疑う余地がありません。死刑の1段階下が無期懲役ですけど、その差はあまりにも大きいです。諸外国ではその中間の終身刑というのがあるそうです。ところが、一生を刑務所で過ごすことになる終身刑囚の中には、わざわざ刑務所内で殺人事件を起こして死刑を選んだケースもあると聞きました。
 終身刑は国庫に多額の負担をかけるという問題もあります。だからといっててっとり早く死刑にせよ、とはいいません。
 死刑囚が命とは何かを問いつめた時、どういう答えを導き出すのでしょうか?
by umayado (2005-10-03 21:38) 

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